えほんとコーヒー「くわのみ書房」お気に入りの一冊が見つかります♪

地域活動

絵本と児童書の小さなブックカフェ「くわのみ書房」へ行ってきました。

 

「素晴らしい絵と洗練された文章が組み合わさってできたのが絵本です。絵本というのは、子ども向けに作られていますが、子どもだけに限らず、大人でも充分楽しめる作品になっていると思います。もちろん子どもと一緒に楽しみたいというのが前提にありますが、それだけではない大きな魅力がありますね」と語るオーナーの那須さん。

                               たくさんの絵本の中から、『てぶくろ』という題名に懐かしさを覚え、思わず手にとってみると、子どもの頃に読んだものとは少し雰囲気が違うようでした。

 

福音館書店から出ている『てぶくろ』は有名ですが、こちらの絵本は作家の三木卓さんが翻訳したものなんだそうです。

 

『てぶくろ』はウクライナの民話で、雪の上に落ちていた手袋に動物たちが住み始めるというもの。寒い雪が降る森の中で繰り広げられる動物たちの会話に想像力が掻き立てられる作品です。翻訳する人や絵を描く人が違ってくるだけでも、また違った魅力を感じます。

 

「ロングセラーの絵本は、やっぱりみんな好きですよね。いつの間にかにロングセラーを中心に集めるようになっていました」と那須さん。

 

子どもの頃見ました。あるいは、おじいちゃんおばあちゃんであれば、自分が子育て中に読ませてあげました。若いお母さん方であれば、子どもの頃読みましたといって、選んでいくお客さんが多いそうです。

 

那須さんが絵本に目覚めたきっかけが、『スーホの白い馬』という作品。この本の絵を描いたのは赤羽末吉さんという人で、もう亡くなられていますが、お嫁さんの赤羽茂乃さんが、赤羽末吉さんの業績を世の中に広めたいということで公演活動などをしているそうです。

 

那須さんはその講演会で、赤羽末吉さんがひとつひとつの絵を、どのような構想でつくられたかということを知り、とても感銘を受けたそうです。

 

「ある意味子ども向けの本ではあるけれども、そこにはリアリティがあり、嘘がない。絵本というのは、それまで思っていたものよりも、ずっと奥深いものだなとこの本を通じて知りました。まるで映画のような絵本です。大人がいいと思える本は、子どももいいなと思ってくれるのを実感しています」

 

そして、おススメの絵本のひとつが『とうだい』。こちらは、毎日同じ場所で同じ仕事をするしかない灯台は、カモメから世界のいろいろな話を聞きます。「羨ましい」と思う灯台ですが、ある嵐の晩に自分の仕事がどれだけ大切か、そしてみんながどれだけ自分を必要としているかということに気づきます。

 

自分の経験や思いと重ねて読むと、より一層心に響く作品だと思いました。可愛らしい絵も、そっと心に寄り添う感じがしました。

 

最近の絵本のオススメは『どこどここけし』。絵本の隣のこけしは、絵本作家の花山かずみさんからもらったそうですよ。

くわのみ書房では、月一回、大人を対象にした読み聞かせの会を開催しています。リピーターの方も多く毎回定員いっぱいだそうです。「絵本は子どもだけにとどまらず大人も十分に楽しめるものだからですね」

 

ぜひ「くわのみ書房」で、お気に入りの一冊を見つけてみませんか?

 

美味しい珈琲も飲めます。

くわのみ書房HP

くわのみ書房
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